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いかなる問題も、それをつくり出したときと同じ次元では、それを解決することはできない。

アルベルト・アインシュタイン

 我々が生きているこの社会には、戦争、エネルギー資源争奪、環境破壊、気候変動、貧困、差別、殺人・自殺、過酷な労働、医療費の増大など、様々な社会的な問題が存在しています。これまで、世界や地域のリーダー達とそれに協力する多くの人々によって解決への努力がされてきましたが、本質的な解決には至っていません。今まで途方もない多くの努力が費やされているにも関わらず、本質的な解決に至らないという事実は、皮肉にもアインシュタインの言葉を我々自身が既に証明しているように思えます。仮にそうだとした場合、問題解決のためにより深い次元からアプローチする必要があり、そのためには、現在の社会が認識出来ていない次元の世界を認識する必要があります。

 

 認識できていないものを認識する必要があると言われれば、困惑するのは当然ですが、その世界に関してヒントになる話があります。我々が存在しているこの宇宙は、加速的に膨張していることが観測されており、その事実より導かれることは、「この宇宙において、通常の物質は全体の約5%程度で、残りの約95%はダークエネルギーやダークマターと名付けられた現在は解明できていないエネルギーや物質により成り立っている」ということです。通常の物質が全ての原点と考える人にとっては受け入れ難い仮説ですが、そのように考えないと今の宇宙の振る舞いを説明できないのです。また、アインシュタインは時間に関してこんなことも言っています。「過去・現在・未来という考え方は幻想に過ぎない」この考え方は、最新の量子力学理論の見解とも一致しています。時間は過去から未来へ進むと感じている我々にとってこの考え方は受け入れ難いものです。しかし、どちらも科学が語っている仮説であるのです。仮にこの宇宙において、物質はごく限られたもので、かつ、時間は我々がそのように認識しているだけのものだとしたら、現在の社会におけるこの世界に対する認識は、「限定的かつ独特なもの」である可能性があるのです。

 今の我々の認識以上の世界があるかもしれないということを受け入れ、その世界を探究すると、先人達が残してくれた多くのヒントが新たに見えてきます。我々Uは、この世界を探究する中で、社会問題を解決する革新的技術の糸口を見出すことが出来ました。そのテクノロジーは、既存の科学の範疇にあるのものではありません、未知な科学を含むテクノロジーです。

 人がこの世界と自分自身の認識を深めるとき、そのテクノロジーとともに人は社会問題から解放され、自由になることが見えてきたのです。その小さな鍵とも言えるヒントを得た我々は、その自由な世界を実現するオープンなプラットフォームの役割を果たすため、非営利型株式会社Uを設立しました。ともに、未知を探求し、未来を解放しましょう。

創立者 藤峰智也

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